「またガソリンが上がっている…」 「スーパーの会計が、以前より明らかに高い」
最近、そう感じてため息をついていませんか? 多くの人がこれを単なる「物価高」だと思っていますが、金融のプロ、そして行政の裏側を知る人間から見れば、これは「日本円の価値暴落」です。
一生懸命貯めた預金の実質価値が目減りしている今、新NISAでS&P500を買うだけで「資産形成したつもり」になっていませんか? 本記事では、元自治体幹部であり金融アナリストの九条ゲンが、円安時代の真の資産防衛術について解説します。
なぜ「新NISA(オルカン・S&P500)」だけでは不十分なのか
新NISAは素晴らしい制度ですが、そこには落とし穴があります。 それは、「円安が進んだ状態で海外資産を買うと、高値掴みになる」というリスクです。
もし今後、一時的に円高に振れた場合、あなたの資産評価額は目減りします。 逆に、さらに円安(1ドル=180円、200円)が進めば、輸入品に頼る日本の生活コストは爆発的に上がります。 その時、NISA口座の数字が増えていても、日々のスーパーでの買い物や光熱費の支払いに追われ、生活は豊かにならないのです。
NISAはあくまで「資産運用」のツールであり、「通貨防衛」の決定打ではありません。
銀行預金は「確実にお金が減る」リスク資産へ
「元本保証だから安心」 そう信じて銀行に預けている日本円は、インフレ率が金利を上回っている現在、「確実に価値が減っていくリスク資産」と化しています。
いわゆる「茹でガエル」状態です。 水(円の価値)が徐々に熱湯(インフレ)になっているのに、気づいた時にはもう飛び出せない。 私たち日本人は今、その瀬戸際に立たされています。
解決策は「個人版・中央銀行」を持つこと
では、どうすればいいのか? 国や会社に依存せず、あなた自身が「個人版・中央銀行」のごとく振る舞うのです。 つまり、特定の通貨(日本円)だけに依存せず、どんな状況でも価値を保存できるポートフォリオを組むことです。
私が執筆中の書籍『円安の終着点と資産防衛』では、そのための「4象限マトリックス」を提唱しています。
- 金(ゴールド)・銀【守り×フィジカル】
電力が消えても、国が破綻しても価値が残る「究極の保険」です。ペーパーアセット(紙の資産)ではなく、現物で持つことに意味があります。 - ビットコイン【守り×デジタル】
国家による没収や検閲が不可能な「デジタルの盾」。供給量が決まっているため、無限に発行される法定通貨(円やドル)に対する最強のヘッジとなります。 - XRP・実用トークン【攻め×デジタル】
ここが多くの人が見落としているポイントです。XRPなどの実用性の高い暗号資産は、単なる投機対象ではありません。次世代の国際金融インフラ(送金網)を担う「社会インフラ」です。ここに資金を置くことは、未来の金融システムそのものに投資することと同義です。 - 不動産・RWA【攻め×フィジカル】
デジタルの利益を、生活の基盤である「住まい」や「実物資産(RWA)」に着地させること。これで生活の足場を固めます。
今すぐできる「初手」の防衛策
まだ間に合います。まずは「日本円以外」の資産を持つ準備を始めてください。
暗号資産取引所の口座開設(ビットコインやXRPを買うため)
金(ゴールド)の積立設定
国はあなたを助けてくれません。 しかし、正しい知識という「地図」があれば、自分の身は自分で守れます。
近日発売の著書では、このポートフォリオの具体的な組み方を公開します。ぜひ、続報をお待ちください。
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